フランスの作曲家、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」
2歳〜5歳は聴覚がとても発達する時期で、この時期にオーケストラの色々な種類の響きを聴くことによってピアノを弾く為の感性や「聴く力」が養われます。
ですので、小さなお子様のレッスンでは音楽を聴いたり音楽の話をする時間を作って本格的にピアノを弾き始める時にスムーズに進められるようにしています(^^)
この曲は小さなお子様と一緒に聴くのにぴったりなので紹介します♪
14曲からなる組曲ですが、13曲目の「白鳥」がとても有名ですね。
1曲1曲に動物の名前がついていて想像力が掻き立てられます。
「序奏と獅子王の行進」ではライオンの吠える声がチェロで表現されていたり、
「カンガルー」では装飾音のついたメロディーでカンガルーの飛び跳ねる様子を描写していたり、
「水族館」では揺れる水の様子を2台のピアノで表現していたり、、、
想像しながら聴くととっても楽しいです♪
「ライオン」「象」「カンガルー」「亀」「雄鶏と雌鶏」など序盤は動物が沢山出てきますが、途中から「ピアニスト」「化石」・・・と脱線気味なのが面白い(^^)
調べてみると、「無能なピアニスト」や「聞き飽きた音楽(=化石)」への皮肉だそうです。
「ピアニスト」「化石」に続き、13曲目の「白鳥」です。
チェロの独奏曲としてよく知られていますね。
そして、14曲目のフィナーレでは今までの登場人物達が次々と現れてとっても賑やかで楽しく終わります。
教室の生徒さんには「水族館」「化石」「白鳥」が特に人気です。
レッスン中に音楽を聴いていると、お母様方も興味を持って下さったりして、とても嬉しいです(^^)
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